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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科62巻8号

2008年08月発行

文献概要

連載 網膜硝子体手術手技・20

開放性眼外傷(5)眼球破裂,強角膜穿孔の2次的硝子体手術(1)

著者: 浅見哲1 寺崎浩子1

所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科頭頸部・感覚器外科学講座眼科学

ページ範囲:P.1238 - P.1243

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はじめに

 眼球破裂,裂傷の2次的硝子体手術は,濃厚な硝子体出血,網膜全剝離,脈絡膜剝離や,それらに加え増殖性変化が起こっている場合が多い。しかもその視認性の悪さから術前に眼内の状態を把握することは困難であり,術中に病態を予想しながら処理を行っていかなければならないので,網膜硝子体手術のなかで最も技量が要求される疾患の1つである。

参考文献

1)寺崎浩子・三宅養三・林 啓子・他:硝子体手術を行った小児の外傷眼の検討.眼臨 87:338-341,1993
2)寺崎浩子・横山健二郎・広瀬浩士・他:眼球破裂にともなう外傷性巨大裂孔の治療.眼臨 88:1713-1716,1994

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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