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あとがき
著者: 鈴木康之
所属機関:
ページ範囲:P.1406 - P.1406
文献購入ページに移動 この度,歴史のある本誌に編集委員として参加させていただくこととなりました。思えば,1988年にAxenfeld-Rieger症候群の症例報告を本誌に投稿したのが私自身の初めての医学論文投稿でした。それから私の緑内障人生が始まった訳で,その雑誌の編集に参画させていただけることに大きな喜びを感じております。実をいうと本誌をじっくり読ませていただいたのは,かなり久しぶりなのですが,本誌の内容の充実ぶりに改めて驚き,またこれから毎号をより身近なものとして勉強させていただくことができることに対する期待を強く感じています。
さて,本号では前号までに引き続き第61回日本臨床眼科学会にて発表された原著論文が特集されています。数々の貴重な症例報告とともに,加齢黄斑変性に対する光線力学療法に関連した多くの症例をまとめた研究の結果は,今後の診療に直結する貴重なものと考えられます。また,今月の話題としてオルソケラトロジーが取り上げられていますが,その歴史,原理から始まり,角膜の形状を夜間に変形させるということにより惹起されうる問題についての詳細な記述は,昨今話題になっているカラーコンタクトレンズの問題とともに,コンタクトレンズを扱ううえでの眼科医の責任を改めて考えさせてくれるものであると感じられます。
これから諸先生方にご教示いただきながら,本誌の編集を通じて本誌ならびに日本の眼科学の発展に対して少しでも貢献できればと思っております。よろしくお願い申し上げます。
さて,本号では前号までに引き続き第61回日本臨床眼科学会にて発表された原著論文が特集されています。数々の貴重な症例報告とともに,加齢黄斑変性に対する光線力学療法に関連した多くの症例をまとめた研究の結果は,今後の診療に直結する貴重なものと考えられます。また,今月の話題としてオルソケラトロジーが取り上げられていますが,その歴史,原理から始まり,角膜の形状を夜間に変形させるということにより惹起されうる問題についての詳細な記述は,昨今話題になっているカラーコンタクトレンズの問題とともに,コンタクトレンズを扱ううえでの眼科医の責任を改めて考えさせてくれるものであると感じられます。
これから諸先生方にご教示いただきながら,本誌の編集を通じて本誌ならびに日本の眼科学の発展に対して少しでも貢献できればと思っております。よろしくお願い申し上げます。
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