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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科63巻1号

2009年01月発行

文献概要

文庫の窓から

『病源候論』

著者: 中泉行弘1 林尋子1 安部郁子1

所属機関: 1研医会

ページ範囲:P.98 - P.101

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はじめに

 『中国醫書本草考』(参考文献1)は岡西為人が長年にわたり雑誌などに寄稿した記事のうち,中国医書および本草に関するものを録出し類聚した本である。その第一章は「主要な中国医籍の解題」として『素問』から始まり,『内経太素』『霊枢』『甲乙経』『難経』『傷寒論』『金匱玉函經』『金匱要略』『脈經』『脈訣』『和剤局方』を解説する。その第一章の最後には「素問の刊本」「霊枢経について」という節が入る。氏の案内に従って中国医書をみてきたわれわれだが,『素問』『霊枢』はすでに取り上げたのでこの2節は省略し,「第二章 漢方医学全書について」に進ませていただくことにする。

参考文献

1)岡西為人:中国醫書本草考.井上書店,1974
2)小曽戸洋:中国医学古典と日本.塙書房,1996
3)杉本つとむ:江戸の阿蘭陀流医師.早稲田大学出版部,2002
4)岡田研吉・牧角和宏・小高修司:宋以前傷寒論考.東洋学術出版社,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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