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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科63巻10号

2009年10月発行

文献概要

べらどんな

戦争とEKC

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.1666 - P.1666

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 戦争があると新しい病気が起こったり,大勢の病人が出る。

 日露戦争(1904-05)のときには脚気が流行した。ただし陸軍だけのことである。海軍ではその20年前からこの問題に注目していた。軍医総監の高木兼寛の提案で主食には麦を混ぜ,脚気はほとんどなくなった。陸軍では「脚気は伝染病」という固定観念から,白米に固執したので多数の脚気患者が出ることになった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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