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べらどんな
戦争とEKC
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ページ範囲:P.1666 - P.1666
文献購入ページに移動 戦争があると新しい病気が起こったり,大勢の病人が出る。
日露戦争(1904-05)のときには脚気が流行した。ただし陸軍だけのことである。海軍ではその20年前からこの問題に注目していた。軍医総監の高木兼寛の提案で主食には麦を混ぜ,脚気はほとんどなくなった。陸軍では「脚気は伝染病」という固定観念から,白米に固執したので多数の脚気患者が出ることになった。
日露戦争(1904-05)のときには脚気が流行した。ただし陸軍だけのことである。海軍ではその20年前からこの問題に注目していた。軍医総監の高木兼寛の提案で主食には麦を混ぜ,脚気はほとんどなくなった。陸軍では「脚気は伝染病」という固定観念から,白米に固執したので多数の脚気患者が出ることになった。
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