文献詳細
特集 緑内障診療―グレーゾーンを越えて
Ⅰ.診断編 1.眼 圧
文献概要
眼圧測定の試み
いわゆる急性緑内障に関してはHippocratesも言及しているが,緑内障で眼圧が高いという記載は10世紀のアラビア人外科医によるものが最初である。当初は眼球の張力ないしは硬さと認識されていた。緑内障の症候として眼球が堅いことを1823年に英国のGuthrieが記載している。この頃から眼圧の測定が広く行われるようになったと考えられる。
眼圧とは前房水の圧である。直接前房内にセンサーを挿入するマノメトリーのように前房水圧を測定できれば,正確に前房水圧を知ることができる。しかし臨床の場面では当然そのような方法をとることは現実的ではない。したがって眼球壁を介してわれわれは眼圧を測定することが前提となるが,この前提こそが眼圧にかかわる問題をより複雑にしている。
いわゆる急性緑内障に関してはHippocratesも言及しているが,緑内障で眼圧が高いという記載は10世紀のアラビア人外科医によるものが最初である。当初は眼球の張力ないしは硬さと認識されていた。緑内障の症候として眼球が堅いことを1823年に英国のGuthrieが記載している。この頃から眼圧の測定が広く行われるようになったと考えられる。
眼圧とは前房水の圧である。直接前房内にセンサーを挿入するマノメトリーのように前房水圧を測定できれば,正確に前房水圧を知ることができる。しかし臨床の場面では当然そのような方法をとることは現実的ではない。したがって眼球壁を介してわれわれは眼圧を測定することが前提となるが,この前提こそが眼圧にかかわる問題をより複雑にしている。
参考文献
1)Goldmann H, Schmidt T:Applanation tonometry. Ophthalmologica 134:221-242, 1957
2)Whitacre MM, Stein RA, Hassanein K:The effect of corneal thickness on applanation tonometry. Am J Ophthalmol 115:592-596, 1993
3)Matsumoto T, Makino H, Uozato H et al:The influence of corneal thickness and curvature on the difference between intraocular pressure measurements obtained with a non-contact tonometer and those with a Goldmann applanation tonometer. Jpn J Ophthalmol 44:691, 2000
4)Harada Y, Hirose N, Kubota T et al:The influence of central corneal thickness and corneal curvature radius on the intraocular pressure as measured by different tonometers:noncontact and goldmann applanation tonometers. J Glaucoma 17:619-625, 2008
5)Martinez-de-la-Casa JM, Garcia-Feijoo J, Fernandez-Vidal A et al:Ocular response analyzer versus Goldmann applanation tonometry for intraocular pressure measurements. Invest Ophthalmol Vis Sci 47:4410-4414, 2006
6)Kaufmann C, Bachmann LM, Thiel MA:Intraocular pressure measurements using dynamic contour tonometry after laser in situ keratomileusis. Invest Ophthalmol Vis Sci 44:3790-3794, 2003
7)Kaufmann C, Bachmann LM, Thiel MA:Comparison of dynamic contour tonometry with Goldmann applanation tonometry. Invest Ophthalmol Vis Sci 45:3118-3121, 2004
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