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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科63巻11号

2009年10月発行

文献概要

コラム

van Herick法の実際と意義

著者: 酒井寛1

所属機関: 1琉球大学医学部附属病院眼科

ページ範囲:P.47 - P.47

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 van Herick法はvan Herick,Shaffer,Schwartzにより1969年に発表された狭隅角のスクリーニング法1)であり,現在でも世界中で使用されている。van Herick法の利点はその簡便性である。特殊な検査機器を必要とせず,隅角鏡のように麻酔や接触することなしに細隙灯顕微鏡だけで短時間に判定を行うことが可能である。van Herick 2度以下の場合は狭隅角,3度以上の場合は広隅角であることが推測される。

参考文献

1)van Herick W, Shaffer RN, Schwartz A:Estimation of width of angle of anterior chamber. Incidence and significance of the narrow angle. Am J Ophthalmol 68:626-629, 1969
2)日本緑内障学会:緑内障診療ガイドライン(第2版),日眼会誌 110:777-814,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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