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特集 黄斑手術の基本手技
後部硝子体剝離
著者: 坂本泰二1
所属機関: 1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科感覚器病学視覚疾患学
ページ範囲:P.1722 - P.1726
文献購入ページに移動はじめに
黄斑疾患の治療に硝子体手術が導入されて以来,硝子体手術が適応とされる黄斑疾患の種類は増加している。例えば黄斑上膜,黄斑円孔の治療を硝子体手術以外の方法で行うことは,現在では稀である。硝子体手術の適応が広がるにつれて,硝子体手術を学ぼうとする眼科医も増加している。黄斑疾患に対する硝子体手術の技術を習得する際のポイントは数多くあるが,まず大事なことは確実に後部硝子体剝離を作製するということである。そこで本稿では,後部硝子体剝離について解説する。
黄斑疾患の治療に硝子体手術が導入されて以来,硝子体手術が適応とされる黄斑疾患の種類は増加している。例えば黄斑上膜,黄斑円孔の治療を硝子体手術以外の方法で行うことは,現在では稀である。硝子体手術の適応が広がるにつれて,硝子体手術を学ぼうとする眼科医も増加している。黄斑疾患に対する硝子体手術の技術を習得する際のポイントは数多くあるが,まず大事なことは確実に後部硝子体剝離を作製するということである。そこで本稿では,後部硝子体剝離について解説する。
参考文献
1)Kishi S, Shimizu K:Posterior precortical vitreous pocket. Arch Ophthalmol 108:979-982, 1990
2)Kishi S, Shimizu K:Clinical manifestations of posterior precortical vitreous pocket in proliferative diabetic retinopathy. Ophthalmology 100:225-229, 1993
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4)Sakamoto T, Miyazaki M, Hisatomi T et al:Triamcinolone-assisted pars plana vitrectomy improves the surgical procedures and decreases the postoperative blood-ocular barrier breakdown. Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 240:423-429, 2002
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