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べらどんな
網膜色素変性の種類
著者:
所属機関:
ページ範囲:P.1741 - P.1741
文献購入ページに移動 「同じ病名なら疾患はどれも同じ」と,ものの本には書いてはないが,なんとなく一般にはそう思われているようである。
かなり以前のことだが,網膜色素変性の予後のことで鮮やかな論文があった。視力が0.1に低下する年齢を調べたもので,平均すると優性遺伝では60歳であるのに対し,劣性遺伝だと30歳なのだという。ちょっと意外な気がしたが,優性遺伝では病気の遺伝子が1個あれば発症するのに,劣性遺伝だと対になっている染色体の両方に遺伝子があることを考え,自分なりに納得した。
かなり以前のことだが,網膜色素変性の予後のことで鮮やかな論文があった。視力が0.1に低下する年齢を調べたもので,平均すると優性遺伝では60歳であるのに対し,劣性遺伝だと30歳なのだという。ちょっと意外な気がしたが,優性遺伝では病気の遺伝子が1個あれば発症するのに,劣性遺伝だと対になっている染色体の両方に遺伝子があることを考え,自分なりに納得した。
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