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白子眼底
著者: 冨樫真紀子1 坂本泰二2
所属機関: 1井上眼科クリニック 2鹿児島大学
ページ範囲:P.129 - P.129
文献購入ページに移動当院初診時の視力は右0.09(0.2),左0.15(0.2)で近視性乱視であった。両眼底に脈絡膜血管が透見され,中心窩低形成,振子様眼振が認められた。斜視はなく,大まかな立体視は可能であった。皮膚,頭髪,虹彩は低色素であり,眉毛には白色化が認められた。以上から先天性の眼皮膚白子症(oculocutaneous albinism)と診断された。根本的な治療法はないので,継続的な援助となった。
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