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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科63巻4号

2009年04月発行

文献概要

べらどんな

百人百色

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.448 - P.448

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 『眼科新書』という本がある。オランダ語の原書を翻訳したもので,1815年に出版された。はじめて西洋の眼科学を知ることが可能になり,その意義は『解体新書』(1774)に肩を並べることができよう。

 和綴じの黄色い表紙の本で,本文5冊と付録1冊からなる。現在われわれが使っている眼科用語のうち,かなり多くがこの本に由来する。『解体新書』では玲瓏角膜,羅紋膜となっていた訳語が,本書ではそれぞれ角膜,網膜になったのがその例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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