文献詳細
文献概要
特集 第62回日本臨床眼科学会講演集(4) 専門別研究会報告
オキュラーサーフェス―第28回ドライアイ研究会
著者: 後藤英樹1
所属機関: 1鶴見大学歯学部
ページ範囲:P.1002 - P.1003
文献購入ページに移動【シンポジウム】
「臨床に役立つ診断・診療技術」
座長:濱野 孝(ハマノ眼科)
1.新しい診断技術のドライアイ疾患への対応
松本幸裕(慶應大学)
生体共焦点顕微鏡の眼表面観察への応用が報告された。Heidelberg Retina Tomograph 2にRostock Cornea Moduleが組み合わされ使用された。この装置は元来角膜内の観察を目的としているが,光源特性から他部への応用が考慮され,今回は結膜,マイボーム腺,涙腺の観察が報告された。マイボーム腺や涙腺が生体で組織や病理の像のように(またはそのものであるが)見えるようになってきているのは刺激的であった。ドライアイ疾患への応用としては,Sjögren症候群における涙腺の病的変化,マイボーム腺機能不全におけるマイボーム腺の病的変化,の解明などが今後期待される。
「臨床に役立つ診断・診療技術」
座長:濱野 孝(ハマノ眼科)
1.新しい診断技術のドライアイ疾患への対応
松本幸裕(慶應大学)
生体共焦点顕微鏡の眼表面観察への応用が報告された。Heidelberg Retina Tomograph 2にRostock Cornea Moduleが組み合わされ使用された。この装置は元来角膜内の観察を目的としているが,光源特性から他部への応用が考慮され,今回は結膜,マイボーム腺,涙腺の観察が報告された。マイボーム腺や涙腺が生体で組織や病理の像のように(またはそのものであるが)見えるようになってきているのは刺激的であった。ドライアイ疾患への応用としては,Sjögren症候群における涙腺の病的変化,マイボーム腺機能不全におけるマイボーム腺の病的変化,の解明などが今後期待される。
掲載誌情報