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雑誌目次

雑誌文献

臨床眼科64巻1号

2010年01月発行

雑誌目次

連載 今月の話題

iPS細胞と網膜再生

著者: 平見恭彦 ,   高橋政代

ページ範囲:P.7 - P.13

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の最初の報告が世に出てから3年が経過した。発表以来,iPS細胞の利用による再生医療の実現に対する期待が高まっている。ここで,この間のiPS細胞研究,網膜再生研究の進展について解説する。

眼科図譜・355

網膜動脈吻合後に網膜動脈分枝閉塞症を認めた1例

著者: 岡本紀夫 ,   大野新一郎 ,   三村治

ページ範囲:P.14 - P.16

緒言

 網膜動脈分枝閉塞症後に,稀ではあるが動脈間で側副血行路が形成されることが報告されている1~3)。しかし,この網膜動脈吻合にも動脈閉塞をきたした報告はない。今回,筆者らは若年で網膜動脈分枝閉塞症の再発を繰り返した症例に網膜動脈吻合を認め4),その後にこの血管も閉塞をきたした1例を経験したので報告する。

公開講座・炎症性眼疾患の診療・22

急性出血性結膜炎

著者: 青木功喜 ,   北市伸義 ,   大野重昭

ページ範囲:P.18 - P.22

はじめに

 1969年アフリカのガーナでそれまで未知の急性結膜炎が発見され,感染はまたたく間に東半球各地に及んだ1)。当時アメリカのアポロ計画で人類が月面へ到達したことから,当初は宇宙からもたらされた病気(アポロ病)とも考えられた。病因は,ともにエンテロウイルス(EV)に属するEV70とコクサッキーウイルスA24変異株(CA24v)である。

 EV70は1971年,当時国立予防衛生研究所の甲野礼作ら2)によって発見された。北海道大学眼科の杉浦清治教授(当時,図1)はその臨床的特徴から本症を急性出血性結膜炎(acute hemorrhagic conjunctivitis:以下,AHC)と名づけた。この疾患名はいまも世界中で用いられており,現在世界標準株として用いられているものは北海道大学病院眼科での分離株である3)。一方CA24vは,1970年9月にシンガポールに発生したAHC患者から分離された4)。同じAHCを起こす2つの病原体がなぜ時期を同じくして人間社会に出現したのかは,いまもって不明である。

眼科医にもわかる生理活性物質と眼疾患の基本・1【新連載】

序論:いま注目される生理活性物質

著者: 中澤満

ページ範囲:P.24 - P.26

分子生物学の威力

 さまざまな病気に対してその本態を探り,そして治療法を見いだしていくことが医学の本筋であることには今も昔も変わりはないであろう。眼疾患についても然りである。病気の本態を探る方法についてその時代の学術研究の影響を受けることは必至であり,それらには形態学,生理学,生化学などの学問領域をそれぞれ1つの方法論として利用しながら今日に至っていることには異論はないと思われる。

 近年はそれらの領域に分子生物学という新たな領域が加わるようになり,これまでの生命現象がそれぞれの研究手法ごとに分断されて理解されていたものが,分子という1つの切り口で横断的かつ統一的に俯瞰しようとする流れに変わってきている。そのような流れのなかで,従前の医学体系のなかで独立の疾患であると理解されていたものが実はきわめて類似した病態であるとの理解が進みつつあるものもある。多発性硬化症が脱髄性疾患という範疇の代表的疾患であったものが,ミエリンタンパク質に対する自己免疫疾患であることが判明してきたことなどはその代表例であろう。

説き語り論文作法・10

的確な文献引用

著者: 西田輝夫

ページ範囲:P.28 - P.34

小古田 教授のありがたいご指導がどこまでわかっているんだろう。

伊集院 え~ッと。

小古田 ……どこまでわかっているかがわからないという状態だろう。

伊集院 取りあえずは袋にいっぱい詰めといて,あとでとんとんやって空気を抜いていこうというつもりで,書いたことは消さないでおこうと思っています。

もっと医療コミュニケーション・25

医師と患者の「役割分担」―「患者責任」もわかっていただこう

著者: 佐藤綾子 ,   綾木雅彦

ページ範囲:P.38 - P.41

 医師やビジネスマン,学生,弁護士,政治家などへの専門的なスピーチ訓練をする際に,私はまず,スピーチには目的別に大きく分けて3つの種類があることをよくお話します。この3つのうちのどれにターゲットを絞るかで,スピーチのやり方はまったく違ってくるからです。

臨床報告

加齢黄斑変性に対する光線力学療法の効果

著者: 吉沢史子 ,   横井匡彦 ,   高橋光生 ,   勝田聡 ,   加瀬学

ページ範囲:P.57 - P.60

要約 目的:加齢黄斑変性に対する光線力学療法の効果の報告。対象:加齢黄斑変性に対して光線力学療法を行い,2年以上の経過を追った35例35眼を対象とした。男性25例,女性10例で,治療時の年齢は56~83歳(平均70歳)であった。病型は狭義加齢黄斑変性24眼,ポリープ状脈絡膜血管症10眼,網膜血管腫状増殖1眼であった。視力はlogMARで評価し,0.3以上の変化を改善または悪化とした。結果:2年後の視力は,改善12眼(34%),不変16眼(46%),悪化7眼(20%)であった。視力の平均値は治療前後で有意差がなく,28眼(80%)で視力が維持された。50~70歳代に比べ,80歳代では悪化する傾向があった。結論:加齢黄斑変性に対する光線力学療法で,2年間の視力が維持または改善される可能性がある。

正常眼圧緑内障のラタノプロスト・ノンレスポンダーにおけるカルテオロールの変更治療薬および併用治療薬としての有用性

著者: 中元兼二 ,   安田典子

ページ範囲:P.61 - P.65

要約 目的:ラタノプロストに反応しない正常眼圧緑内障眼でのカルテオロール単独またはラタノプロストとの併用点眼の効果の報告。対象と方法:8週間のラタノプロスト点眼で眼圧が10%以上下降しない正常眼圧緑内障7例14眼を対象とした。男性1例,女性6例,平均年齢は61.3±7.8歳である。平均眼圧は15.4±2.6mmHgであった。視野障害が強い眼にはカルテオロール点眼を追加し,他眼にはカルテオロール単独点眼を行った。8週間後に眼圧を測定した。結果:カルテオロールの単独点眼では眼圧に有意な変化はなく,併用点眼では眼圧が有意に下降した。無治療時に対する眼圧下降率は併用点眼のほうが有意に大きかった。結論:ラタノプロスト点眼に反応しない正常眼圧緑内障では,カルテオロールの追加点眼のほうが単独点眼よりも8週間後の眼圧下降が大きい。

片眼性視野異常を契機に発見された内頸動脈瘤の1例

著者: 吉田朋代 ,   菅澤淳 ,   杉山哲也 ,   幾井重行 ,   池田恒彦

ページ範囲:P.67 - P.71

要約 目的:片眼の視野異常で発見された内頸動脈瘤の症例の報告。症例:74歳女性が1年前からの右眼の見えにくさを主訴として近医を受診し,視野欠損を発見されて紹介され受診した。所見:矯正視力は右0.6,左1.5で,右眼視野に盲点の拡大と内部イソプタの耳側半盲があった。磁気共鳴画像検査(MRI)と磁気共鳴血管造影(MRA)で,視交叉近くの右内頸動脈に未破裂の囊状の動脈瘤が発見された。動脈瘤にコイル塞栓術を行い,8か月後に右眼視野は正常化し,視力は0.9に改善した。結論:内頸動脈瘤により視神経が外下方から圧迫され,同側の半盲が生じたと解釈される。

瞳孔視野計の視標サイズ変更による早期緑内障性視野異常の検出力

著者: 浅川賢 ,   庄司信行 ,   石川均 ,   田中舘明博 ,   清水公也

ページ範囲:P.73 - P.78

要約 目的:瞳孔視野計で小さな視標を使い,早期緑内障の視野異常を検出した結果の報告。対象と方法:早期の緑内障10例11眼を対象とした。男性7名7眼,女性3名4眼で,年齢は31~78歳(平均59歳)である。原発開放隅角緑内障が4眼,正常眼圧緑内障が7眼にあった。瞳孔視野計で中心30°,76点の視野を視標サイズ4mm2で測定し,自動視野計による結果と比較した。結果:瞳孔視野計での視野異常検出率は53.2±32.5%,自動視野計との一致率は19.9±11.3%であった。Mariotte盲点は11眼中5眼(46%)で検出できた。結論:瞳孔視野計の視標を従来の64mm2から4mm2にすることで,早期緑内障の視野異常検出率が向上し,盲点が半数の症例で検出できた。自動視野計との一致率は,周辺での縮瞳率減弱のため低下した。

IOLマスター® Ver. 5の使用経験

著者: 土岐麻美 ,   松本年弘 ,   吉川麻里 ,   佐藤真由美 ,   枝美由紀 ,   野副安耶

ページ範囲:P.79 - P.84

要約 目的:白内障手術用のIOLマスター® Version 5による眼内レンズ度数と超音波Aモードによる結果との比較。対象と方法:過去2か月間に白内障手術を行った132例177眼を対象とした。術前にIOLマスター® Version 5と超音波Aモードで眼軸長を測定し,術後屈折度-予想屈折度を測定誤差とした。結果:IOLマスター®による測定は22眼(12.4%)で不可能であった。屈折誤差が±0.5D以内である症例は,IOLマスター®で66%,超音波Aモードで60%であり,両者間に有意差はなかった。結論:白内障手術の眼内レンズ度数の予測では,IOLマスター® Version 5と超音波Aモードは精度が等しい。

東京大学眼科における近年のぶどう膜炎統計(2004~2006年)

著者: 玉島順子 ,   蕪城俊克 ,   高本光子 ,   冲永貴美子 ,   沼賀二郎 ,   藤野雄次郎 ,   川島秀俊

ページ範囲:P.85 - P.90

要約 目的:過去3年間のぶどう膜炎の統計と解析。対象と方法:2006年までの3年間に東京大学医学部附属病院眼科を受診した内因性ぶどう膜炎379例を診療録で検索した。結果:男性189例,女性190例で,初診時の平均年齢は53歳であり,男女ともに60歳代が最も多かった。228例(60.2%)で確定診断が可能であり,サルコイドーシス(9.8%),Vogt-小柳-原田病(7.1%),Behçet病(5.5%)の順に多かった。以前よりもヘルペス性毛様体炎,サイトメガロウイルス網膜炎,糖尿病虹彩炎が増加していた。結論:当科で1981年以降に行われた過去の統計と比べ,サルコイドーシスが増加,Behçet病が減少する傾向にある。

カラー臨床報告

保存羊膜移植が有効であった慢性移植片対宿主病による非感染性角膜穿孔の1例

著者: 石橋真吾 ,   廣瀬直文 ,   相馬利香 ,   久保田敏昭 ,   田原昭彦

ページ範囲:P.49 - P.54

要約 目的:非感染性角膜穿孔に対して保存羊膜移植を行った報告。症例:34歳男性が右眼の角膜潰瘍で受診した。糖尿病とB型肝炎,慢性骨髄性白血病の既往があり,2年半前に末梢血幹細胞移植を受け,その5か月後に慢性移植片対宿主病(GVHD)が発症し,免疫抑制薬の投与を受けていた。重症のドライアイが発症していた。経過:右眼の角膜潰瘍は非感染性で,第2病日に穿孔し,治療用ソフトコンタクトレンズ,角膜保護薬,抗菌薬は奏効しなかった。第38病日に羊膜スタッフ,グラフト,パッチの3層による多層移植を行った。その3日後に羊膜パッチが脱落し,再び羊膜移植を行った。術後87日目に2層目の羊膜上に角膜上皮が再生した。以後の1年間,穿孔は再発しなかった。結果:重症のドライアイを伴う非感染性角膜穿孔への保存羊膜移植は,日数を要するが奏効することがある。

実践報告 私の工夫

手術器具ホルダーを装備した手術衣の試作

著者: 浅原智美 ,   浅原典郎

ページ範囲:P.92 - P.93

はじめに

 通常,手術器具(以下,器具)は,消毒した手術布に覆われたトレイ(器械台)上に置かれ,手術者(以下,術者),手術助手(以下,助手),直接介助者(以下,介助者)1)との間で術者が指示した器具の受け渡しが行われるが,受け渡しの連携やタイミングなど,熟練した助手や介助者でも時にスムーズにいかないことがある。器具の出し入れや受け渡しが迅速かつ簡略化されれば,より円滑な手術が期待できるため,器具を保持する手術器具ホルダー(以下,ホルダー)を装備した手術衣(以下,本手術衣)を試作した。

べらどんな

虎の目

著者:

ページ範囲:P.16 - P.16

 虎はアジア特有の猛獣である。アジアでもバイカル湖より西の地域,そしてスリランカ(セイロン)やカリマンタン(ボルネオ)には住んでいない。日本にも今はいない。虎が生きていくのには広い面積が必要なので,ヒトとの共存は無理ということらしい。

 虎は中国ではとくに尊敬されていた。目つきが鋭く,毛皮が美しいためでもあるが,なによりも額の模様が素晴らしい。漢字の「王」と書いてあり,「百獣の王」を自称しているのである。

羊と虎

著者:

ページ範囲:P.78 - P.78

 野原にいる羊は,いつ見ても草を食べている。ほとんど動かないし顔つきが同じなので,英語のsheepが単数でも複数でも同形である理由がわかるような気がする。草の栄養価が低いので当然のことではあろうが,もっとほかにすることがないのかと思いたくなる。

 虎はライオンのように家族単位の群はつくらないが,生き方は似ているらしい。いつもボンヤリ寝ているが,5日に1回だか,腹が減ると狩りに出る。獲物が捕まると食事をし,そのあとはまたノンビリ生活に戻る。

今月の表紙

水晶体真性落屑

著者: 山口純 ,   中澤満

ページ範囲:P.17 - P.17

 症例は92歳,女性。2008年5月に左眼の白内障手術のため当院を紹介され受診した。当院受診時,視力は右光覚弁,左0.2(0.5),眼圧は右56mmHg,左18mmHgであり,右眼は絶対緑内障であった。2年ほど前から右眼は徐々に見えなくなっていたが,眼科を受診しなかった。右眼の角膜は混濁しており,偽落屑を水晶体前面に認め,核硬化はEmery-Little分類にてgrade 3であった。視神経乳頭は完全陥凹で,やや蒼白であった。

 左眼は角膜に異常を認めず,前房内中央の下方やや内側にセロファン状物質が水晶体前囊から連続して垂れ下がっており,水晶体真性落屑を認めた。眼球運動により動揺し,散瞳下でもその位置に変化はなかった。水晶体は前囊下・後囊下白内障を認め,核硬化はEmery-Little分類にてgrade 2であった。眼底は傍乳頭網脈絡膜萎縮を認め,陥凹乳頭比は0.7であった。患者はこれまで,特に高温下での仕事はしていなかった。右眼は手術適応なし,左眼は同年6月に超音波乳化吸引術,眼内レンズ挿入術を施行した。

やさしい目で きびしい目で・121

私の性格―父からもらったもの編

著者: 有田玲子

ページ範囲:P.37 - P.37

 私は小さい頃父が大嫌いでした。父は私が中学の頃,現在の地で内科医として開業しました。開業した頃は,お盆もお正月も休まず,家族サービスはゼロでした。母も小間使いのように働いていました。私は友達のお父さんみたいに日曜日は普通にお休みをして,夏休みやお正月には旅行に行く家庭にあこがれていました。家から出たい一心で埼玉の実家から,わざわざ東京でなく,京都の大学に行き,父の専門である内科ではなく眼科を選んだのです。

 そんな私はなんと,8年前から父の隣の診察室で眼科医として一緒に働いています。はじめは反発ばかりしていて,よくカルテの書き方や投薬の仕方,診察方法などで言い合いになりました。でもここ1,2年,やっと私の肩の力が抜けて,距離を置いて父を見られるようになってきました。父は患者さんに尊敬され,信頼され,慕われ,地域に根ざした内科医として必要とされている存在だと気づきました。いくら気張っても,私はそれだけのものをまだまだ持っていないのです。

ことば・ことば・ことば

トレパン

ページ範囲:P.45 - P.45

 熱帯にはわれわれが知らない病気,いわゆる熱帯病がいろいろあります。またVogt-小柳-原田病やトキソプラズマ症などでも,ブラジルから来た人に発症すると,いままで見たことがないような劇症になったことを幾度も経験しています。

 イギリスの週刊誌に「Chagas病百周年」という記事が出ていました。ブラジルなどの南アメリカに多い伝染病で,これで苦しむ人がマラリアやハンセン病などの熱帯病すべてを合わせたよりもずっと多いのだそうです。

文庫の窓から

『医宗金鑑』

著者: 中泉行弘 ,   林尋子 ,   安部郁子

ページ範囲:P.94 - P.98

 清朝,乾隆年間に武英殿が刊行した『医宗金鑑』は最後の漢方医学全書といわれた書である。清朝の盛時に大学士鄂爾泰らが高宗の勅命を受け,国家的規模で編成した近世中国医学の代表的医書である。総計90巻のこの医学書を実際に纏め上げたのは医官の呉謙らで,医家の実用を主旨として編集され,最初に『傷寒論』『金匱要略』という基本書をおき,後に図,説,歌訣でわかりやすく解説している。

 その明解さは『四庫全書提要』において評価され,「学者をして考究し易く,誦習に便ならしめてある」と書かれている。こうした実用書が望まれた背景には,「聖済総録や和剤局方などの官選医書もただ博いだけで要は少なく,或は偏して中を失い実際の治療に裨益するものではない」ということがあったためで,日常の臨床の際に役立てることを考えれば,単に網羅してある医書では扱いに手間取るため,わかりやすく覚えやすい医学書が望まれていたのであろう。

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あとがき

著者: 中澤満

ページ範囲:P.110 - P.110

 皆さま,明けましておめでとうございます。本年も『臨床眼科』のご愛読をよろしくお願いいたします。

 64巻第1号も盛りだくさんの内容となりました。京都大学の山中伸弥教授らが世界で初めて作製し,現在世界中で話題となっているiPS細胞について,網膜変性との関連で平見恭彦氏らが今月の話題「iPS細胞と網膜再生」の中で大変わかりやすく解説しています。この論文では,ES細胞から作製された網膜細胞がすでに動物実験で網膜下に移植され,機能的にも改善がみられたというLambaらの研究が紹介されていますが,網膜色素変性に対する根本的な治療へのあゆみが一歩ずつ確実に進んでいるという印象をもたせてくれています。

基本情報

臨床眼科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1308

印刷版ISSN 0370-5579

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