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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科64巻11号

2010年10月発行

文献概要

特集 新しい時代の白内障手術 Ⅱ.満足度の高い眼内レンズ度数決定 トピックス

小児の度数決定

著者: 黒坂大次郎1

所属機関: 1岩手医科大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.137 - P.137

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 小児の度数決定について一定の見解があるかと問われると,ないと答えるのが最も適切である。実際にその決定は,ケース・バイ・ケースで行われているのが実情である。眼球は,2歳くらいまで眼軸長や角膜曲率半径が大きく変化する1)。もちろんこれは,2歳未満の症例への眼内レンズ度数決定が難しい大きな理由であるが,実際にはもっと複雑な要素がからんでくる。以下それらを考えたい。

参考文献

1)安部修助:日本人小児の眼軸長に関する研究.第2報.小児の眼軸長の成長について.日眼会誌 83:214-226,1979
2)McClatchey SK, Hofmeister EM:The optics of aphakic and pseudophakic eyes in childhood. Surv Ophthalmol 55:174-182, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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