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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科64巻11号

2010年10月発行

文献概要

特集 新しい時代の白内障手術 Ⅲ.高機能眼内レンズ トピックス

着色眼内レンズ

著者: 市川一夫1

所属機関: 1社会保険中京病院眼科

ページ範囲:P.183 - P.185

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 着色眼内レンズがわが国で発売されたのはPMMA(polymethylmethacrylate)の時代であり,白内障術者なら誰でもすでに使ったことがある,は言い過ぎにしても,少なくとも見たことはあるといってもよいのではないかと思う。しかし,これだけ有名になっても何が従来のレンズより優れ,何が欠点かを十分に把握している術者はあまり多くないと思う。筆者自身,着色眼内レンズの開発に携わってから20年以上になり,自分では着色眼内レンズについてわかったつもりでいたが,ここ数年の間にメラノプシンを持つ神経細胞が見つかるなどして,着色眼内レンズについて再検討しなければならなくなった。ここでは,再検討の結果を加えて着色眼内レンズについて説明する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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