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特集 新しい時代の白内障手術 Ⅲ.高機能眼内レンズ
屈折誤差への対応―1)球面度数のずれ
著者: 稗田朋子1 稗田牧1
所属機関: 1京都府立医科大学病院眼科
ページ範囲:P.186 - P.190
文献購入ページに移動はじめに
白内障術後のQOV(quality of vision)が要求される時代である。眼内レンズの普及に加え,手術技術の進歩による術中・術後合併症の減少に伴い,白内障手術は治療的手術から屈折矯正手術へ重みがシフトしてきている。また,LASIK(laserin situ keratomileusis),有水晶体眼内レンズなどによる屈折矯正手術の普及や,高齢化社会・抗加齢社会の影響が加わり,白内障手術後にも裸眼での生活や質の高い視機能を期待する人が増えてきた。本項では,白内障手術時の球面屈折誤差への対策を術後のアプローチを中心に,術前の注意点も加え紹介する。
白内障術後のQOV(quality of vision)が要求される時代である。眼内レンズの普及に加え,手術技術の進歩による術中・術後合併症の減少に伴い,白内障手術は治療的手術から屈折矯正手術へ重みがシフトしてきている。また,LASIK(laser
参考文献
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