文献詳細
文献概要
やさしい目で きびしい目で・131
私と小児眼科
著者: 村木早苗1
所属機関: 1滋賀医科大学
ページ範囲:P.1877 - P.1877
文献購入ページに移動 そもそも私が眼科を選択した理由は,臨床実習のときに硝子体手術をみて感動し,こんな手術をできる人になりたいと思ったからです。
入局してすぐの頃は,とにかく眼という組織の宇宙さながらの美しさに感動しました。前房から水晶体,さらにその奥に広がる世界に魅了されました。そして,若い先生たちがそうであるように,日々雑用に追われ,朝早くから夜遅くまで働きました。大学の特性上,多くの斜視患者さんを受け持ち,執刀の機会も早くから与えていただきました。しかし,特別に興味を持っていたわけではなく,とにかく,日々の臨床を面白く感じていました。
入局してすぐの頃は,とにかく眼という組織の宇宙さながらの美しさに感動しました。前房から水晶体,さらにその奥に広がる世界に魅了されました。そして,若い先生たちがそうであるように,日々雑用に追われ,朝早くから夜遅くまで働きました。大学の特性上,多くの斜視患者さんを受け持ち,執刀の機会も早くから与えていただきました。しかし,特別に興味を持っていたわけではなく,とにかく,日々の臨床を面白く感じていました。
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