文献詳細
文献概要
連載 つけよう! 神経眼科力・9
見落としやすい瞼の異常
著者: 中馬秀樹1
所属機関: 1宮崎大学医学部感覚運動医学講座眼科学分野
ページ範囲:P.2024 - P.2030
文献購入ページに移動はじめに
今回は,瞼の異常の話です。
瞼の異常には,どのようなものがあるのでしょうか?
1つは眼瞼下垂が思い浮かびます。
もう1つは,上がりすぎ,つまり瞼裂開大,眼瞼挙上ですね。
3つめは,眼が開かない,眼瞼けいれんです。眼瞼下垂と似ていますが,まったく違います。眼瞼下垂は,瞼を挙げる筋肉の弱化により,眼を開けることができず,眼瞼けいれんは,眼を閉じる筋肉の力が強すぎて眼を開けることができません。以上が瞼の異常の種類です。
さて,次はその前にあるフレーズ,“見落としやすい”という意味にはどのようなものが含まれているのでしょうか?
1つは,程度が軽いものですね。
2つめは,もっと目立つ病態で隠されているもの,3つめは背景疾患に注意すべき(間違えやすい)ものです。
要するにこれらの組み合わせの話です。
今回は,瞼の異常の話です。
瞼の異常には,どのようなものがあるのでしょうか?
1つは眼瞼下垂が思い浮かびます。
もう1つは,上がりすぎ,つまり瞼裂開大,眼瞼挙上ですね。
3つめは,眼が開かない,眼瞼けいれんです。眼瞼下垂と似ていますが,まったく違います。眼瞼下垂は,瞼を挙げる筋肉の弱化により,眼を開けることができず,眼瞼けいれんは,眼を閉じる筋肉の力が強すぎて眼を開けることができません。以上が瞼の異常の種類です。
さて,次はその前にあるフレーズ,“見落としやすい”という意味にはどのようなものが含まれているのでしょうか?
1つは,程度が軽いものですね。
2つめは,もっと目立つ病態で隠されているもの,3つめは背景疾患に注意すべき(間違えやすい)ものです。
要するにこれらの組み合わせの話です。
掲載誌情報