文献詳細
今月の表紙
文献概要
症例は58歳男性,右眼の180°に及ぶ巨大裂孔網膜剝離に対し,輪状締結併用の硝子体切除術を行ったものである。本例は11時~5時まで及ぶ裂孔で網膜が反転していたため,硝子体切除後,液体パーフルオロカーボンで網膜を復位させシリコーンオイルを注入して終了した。写真は術後経過観察中にシリコーンオイルの乳化を起こしたもので,術後3か月のものである。
撮影にはトプコン社製の眼底カメラTRC-50IXを使用した。あらかじめパノラマ写真を作ることを想定しながら,網膜や乳化したシリコーンオイルにピントを合わせて撮影した。パノラマソフトで合成したが,全体のトーンを合わせるのが難しく,今後の課題である。
撮影にはトプコン社製の眼底カメラTRC-50IXを使用した。あらかじめパノラマ写真を作ることを想定しながら,網膜や乳化したシリコーンオイルにピントを合わせて撮影した。パノラマソフトで合成したが,全体のトーンを合わせるのが難しく,今後の課題である。
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