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連載 もっと医療コミュニケーション・27
コミュニケーションの技術を覚えると医師の満足感が上がる
著者: 綾木雅彦1 佐藤綾子23
所属機関: 1昭和大学藤が丘リハビリテーション病院眼科 2日本大学藝術学部 3国際パフォーマンス研究所
ページ範囲:P.354 - P.357
文献購入ページに移動その背景には医学や医療の歴史がありますが,それは別の機会に譲るとして,コミュニケーション技術は医療を行ううえでの基本であるにもかかわらず,わが国では21世紀になってから医学部での教育が全国規模でやっと始まりました。そんな時代の節目に,私たちは医療をしています。これは,時代や患者からの要請などではなく,注射や触診のように本来医師に必修とされる知識・技術が,ようやく体系立って学問として成立してきただけなのです。
本連載の最終回となる今回は,きちんとコミュニケーションの講義を受けたわけでもない40歳代の医師が,ゆっくり習得していった過程を紹介します。
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