文献詳細
べらどんな
文献概要
眼科にはすばらしい本が何冊もある。有名なのがRyanの“Retina”三冊本である。1989年に初版が出版され,その後はほぼ5年ごとに改版された。300人近くいる執筆者の約3割を改訂のたびに入れ替え,本の鮮度を保っている。
本のなかには,名著として賞賛されながら,そのまま絶版になったものが多い。なによりの代表がHoganらによる“Histology of the Human Eye”『眼組織学』ではと思う。電子顕微鏡を駆使し,角膜上皮の表面にはネコの舌のようにザラザラした微絨毛microvilliがあることや,ブルッフ膜が5層構成であることも書かれている。わかりやすい模式図を活用しているのもこの本の別の魅力である。
本のなかには,名著として賞賛されながら,そのまま絶版になったものが多い。なによりの代表がHoganらによる“Histology of the Human Eye”『眼組織学』ではと思う。電子顕微鏡を駆使し,角膜上皮の表面にはネコの舌のようにザラザラした微絨毛microvilliがあることや,ブルッフ膜が5層構成であることも書かれている。わかりやすい模式図を活用しているのもこの本の別の魅力である。
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