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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科64巻9号

2010年09月発行

べらどんな

魚の調節

ページ範囲:P.1462 - P.1462

文献概要

 魚は水の中で遠近視の調節をしているという。ただし硬骨魚だけで,サメのような軟骨魚は別である。

 魚には毛様体がないので,ヒトとは違った方法で調節が行われる。乳頭から網膜の表面に沿って皺がある。脈絡膜由来で血管が豊富にあり,その先端が水晶体に付着している。これにある平滑筋が収縮すると水晶体が後方に移動する。この皺はいわばmusculus retractor lentisの役割を演じていることになる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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