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べらどんな
魚の調節
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所属機関:
ページ範囲:P.1462 - P.1462
文献購入ページに移動 魚は水の中で遠近視の調節をしているという。ただし硬骨魚だけで,サメのような軟骨魚は別である。
魚には毛様体がないので,ヒトとは違った方法で調節が行われる。乳頭から網膜の表面に沿って皺がある。脈絡膜由来で血管が豊富にあり,その先端が水晶体に付着している。これにある平滑筋が収縮すると水晶体が後方に移動する。この皺はいわばmusculus retractor lentisの役割を演じていることになる。
魚には毛様体がないので,ヒトとは違った方法で調節が行われる。乳頭から網膜の表面に沿って皺がある。脈絡膜由来で血管が豊富にあり,その先端が水晶体に付着している。これにある平滑筋が収縮すると水晶体が後方に移動する。この皺はいわばmusculus retractor lentisの役割を演じていることになる。
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