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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科65巻11号

2011年10月発行

文献概要

特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識! 1 屈折・調節の異常,白内障 ■検査

視力・屈折検査

著者: 長谷部聡1

所属機関: 1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(眼科学)

ページ範囲:P.12 - P.17

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ここが変わった!

以前の常識

●視力検査は小数視力がやはり便利である。

●研究には小数視力を対数またはlogMAR変換すればOKである。

現在の常識

●log MARによる視力測定を正しく行うには,ETDRSチャートが必要である。

●視力をアウトカムとする臨床研究では,log MARスコアによる統計解析が不可欠である。

●医療情報の国際的標準化の流れを受けて,今後ETDRSチャートのニーズはますます高まるであろう。

参考文献

1)Ferris FL, Kassov A, Bresnick GH et al:New visual acuity charts for clinical research. Am J Ophthalmol 94:91-96, 1982
2)International Council of Ophthalmology:Visual acuity measurement standard. Italian J Opht Ⅱ/Ⅰ:1-15, 1988
3)Gomi F, Ohji M, Sayanagi K et al:One-year outcomes of photodynamic therapy in age-related macular degeneration and polypoidal choroidal vasculopathy in Japanese patients. Ophthalmology 115:141-146, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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