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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科65巻11号

2011年10月発行

文献概要

特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識! 1 屈折・調節の異常,白内障 ■屈折異常の治療

眼鏡処方

著者: 鈴木武敏1

所属機関: 1鈴木眼科吉小路

ページ範囲:P.38 - P.43

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ここが変わった!

以前の常識

●自動屈折計の進歩で信頼性が増し,眼鏡処方は容易になり,レチノスコピーは不要になった。

現在の常識

●社会環境の変化により,眼鏡処方は視力検査の延長ではなく,調節機能を重視した高度な技術となった。

●レチノスコピーの使い方が変わり,自動屈折計を越える必須の検査となった。

●累進屈折力レンズの進歩が著しく,適応が拡がり,レンズの知識も不可欠になった。

参考文献

1)鳥居秀成・不二門尚・宇津見義一:学校近視の現況に関する2010年度アンケート調査報告.日本の眼科 82:531-541,2011
2)Duke-Elder S:System of Ophthalmology V. pp 390-408, Henry Kimpton, London, 1970
3)森実健二:検影法の光学的原理―臨床眼科医による検影法の理論.視覚の科学 31:48-59,2010
4)梶田雅義・山田文子・伊藤説子・他:両眼同時雲霧法の評価.視覚の科学 20:11-14,1999
5)濱村美枝子・野邊由美子・澤ふみ子・他:小児に対するアトロピン調節作用に関する研究(第1報)―調節の準静的特性から.日本視能訓練協会誌 16:73-77,1988
6)鈴木武敏:就学時検診・学校検診ならびに小中高校生の眼鏡処方におけるスキアの重要性.第41回全国学校保健・学校医大会大会誌(群馬県),pp 334-337,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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