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特集 新しい手術手技の現状と今後の展望
硝子体手術―内視鏡手術
著者: 喜多美穂里1
所属機関: 1兵庫県立尼崎病院眼科
ページ範囲:P.156 - P.161
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「より小さく,より早く」そして「より安全に,より確実に」と,硝子体手術が大きく動いている。その立役者は何といっても,25ゲージ,23ゲージといった小切開硝子体手術の登場だ。時代は,単に治すことから,いかに侵襲少なく治すかに移行している。その流れに沿って,眼内照明・観察系も,ライトパイプ・コンタクトレンズの時代から,シャンデリア照明,スリット照明,広角観察システム(ワイドアングルビューイングシステム),眼内内視鏡と多様化し進化している。
本項では,眼内内視鏡使用の利点と,その有用性を中心に内視鏡併用硝子体手術の現状を解説し,今後の展望についても検討する。
「より小さく,より早く」そして「より安全に,より確実に」と,硝子体手術が大きく動いている。その立役者は何といっても,25ゲージ,23ゲージといった小切開硝子体手術の登場だ。時代は,単に治すことから,いかに侵襲少なく治すかに移行している。その流れに沿って,眼内照明・観察系も,ライトパイプ・コンタクトレンズの時代から,シャンデリア照明,スリット照明,広角観察システム(ワイドアングルビューイングシステム),眼内内視鏡と多様化し進化している。
本項では,眼内内視鏡使用の利点と,その有用性を中心に内視鏡併用硝子体手術の現状を解説し,今後の展望についても検討する。
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