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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科65巻2号

2011年02月発行

文献概要

特集 新しい手術手技の現状と今後の展望

硝子体手術―内視鏡手術

著者: 喜多美穂里1

所属機関: 1兵庫県立尼崎病院眼科

ページ範囲:P.156 - P.161

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はじめに

 「より小さく,より早く」そして「より安全に,より確実に」と,硝子体手術が大きく動いている。その立役者は何といっても,25ゲージ,23ゲージといった小切開硝子体手術の登場だ。時代は,単に治すことから,いかに侵襲少なく治すかに移行している。その流れに沿って,眼内照明・観察系も,ライトパイプ・コンタクトレンズの時代から,シャンデリア照明,スリット照明,広角観察システム(ワイドアングルビューイングシステム),眼内内視鏡と多様化し進化している。

 本項では,眼内内視鏡使用の利点と,その有用性を中心に内視鏡併用硝子体手術の現状を解説し,今後の展望についても検討する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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