文献詳細
文献概要
やさしい目で きびしい目で・134
女性に生まれて(2)
著者: 上田真由美1
所属機関: 1京都府立医科大学
ページ範囲:P.205 - P.205
文献購入ページに移動その後,高知市に戻り,主人は大学病院,私は県立病院の勤務となりました。一番上の長女が小学生になったころ,主人が再び高知県西部の宿毛市に赴任が決まりましたが,子供の教育のことを考え主人は単身赴任することになりました。それをきっかけに,私は実家のある京都に帰り,京都府立医科大学眼科学教室に入局,大学院に入学しました。子供を育てながら仕事を続けていた私には全く縁がないと考えていた研究を行うことができ,また,その魅力に魅了されてしまいました。両親が子供たちをみてくれるので,時間を気にせずに仕事に没頭できました。カギっ子になっていた子供たちは,家に帰ればおじいちゃん,おばあちゃんがいるという生活になりました。兄夫婦も近くに住んでいるので,兄の子供たちと一緒に私の子供たちもよく遊びにも連れて行ってくれました。
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