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連載 『眼科新書』現代語訳
その6
著者: 清水弘一1
所属機関: 1群馬大学
ページ範囲:P.1512 - P.1519
文献購入ページに移動『眼科新書』巻之二(続々)
前号に掲載した『眼科新書』巻之二の十八折裏までが「涙管病篇第四」で,12疾患が扱われている。十九折表から三十三折裏までの30ページが「白膜病篇第五」である(「白膜」とは結膜のこと)。
『解体新書』(1774)では,「眼を包む諸膜」について,「上膜者白也。又謂之結膜。」(上膜ハ白シ。コレヲマタ結膜トイフ。)となっている。しかし,『眼科新書』では「結膜」ではなく,「白膜」と呼んでいる。原書では,結膜はbindvlies(蘭),weisse Augenhaut(独),membrana conjunctiva(羅)である。それぞれ「結膜」,「白膜」,「結膜」の意味になる。
前号に掲載した『眼科新書』巻之二の十八折裏までが「涙管病篇第四」で,12疾患が扱われている。十九折表から三十三折裏までの30ページが「白膜病篇第五」である(「白膜」とは結膜のこと)。
『解体新書』(1774)では,「眼を包む諸膜」について,「上膜者白也。又謂之結膜。」(上膜ハ白シ。コレヲマタ結膜トイフ。)となっている。しかし,『眼科新書』では「結膜」ではなく,「白膜」と呼んでいる。原書では,結膜はbindvlies(蘭),weisse Augenhaut(独),membrana conjunctiva(羅)である。それぞれ「結膜」,「白膜」,「結膜」の意味になる。
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