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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科66巻11号

2012年10月発行

文献概要

特集 オキュラーサーフェス診療アップデート 1.病態理解に役立つ新しい検査法 Topics

角膜厚測定の活用

著者: 戸田良太郎1 前田直之2

所属機関: 1広島大学大学院医歯薬学総合研究科視覚病態学 2大阪大学大学院医学系研究科眼科学教室

ページ範囲:P.101 - P.103

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はじめに

 角膜厚の測定の目的は,角膜内皮細胞の機能評価や屈折矯正手術前における適応決定などである。測定原理も複数存在し,標準的な光学式や超音波式に加え,近年では角膜トポグラファーも使用され,中心角膜厚のみならず角膜全域をマップとして表示することが可能になった。

 本稿では,角膜厚測定の各種測定法,臨床活用について新しい知見を含めて述べてみたい。

参考文献

1)Doughty MJ, Zaman ML:Human corneal thickness and its impact on intraocular pressure measures:a review and meta-analysis approach. Surv Ophthalmol 44:367-408, 2000
2)Copt RP, Thomas R, Mermoud A:Corneal thickness in ocular hypertension, primary open-angle glaucoma, and normal tension glaucoma. Arch Ophthalmol 117:14-16, 1999
3)Maeda N:Optical coherence tomography for corneal diseases. Eye Contact Lens 36:254-259, 2010
4)Higashiura R, Maeda N, Nakagawa T et al:Corneal topographic analysis by 3-dimensional anterior segment optical coherence tomography after endothelial keratoplasty. Invest Ophthalmol Vis Sci 53:3286-3295, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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