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特集 オキュラーサーフェス診療アップデート 2.オキュラーサーフェス疾患に対する新しい治療法 ドライアイ
ドライアイの外科的治療(プラグなど)
著者: 渡辺仁1
所属機関: 1関西ろうさい病院眼科
ページ範囲:P.115 - P.118
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1.点眼による治療が困難な場合,外科的治療選択となるが,まずはシリコン製プラグ,症例に応じてコラーゲンによる液状プラグを選択する。
2.シリコン製プラグはプラグの種類によって留置率は大きく異なるので,留置率の高いプラグを選定する。
3.プラグ選定の際,フリーサイズ型涙点プラグではフィットする涙点径か,サイズ別のものではフィットするサイズかを見きわめる意味から,涙点径の測定はより安定した効果を生み出す。
4.液状プラグはその特性からLASIKや白内障の術後のドライアイが最適応例である。
5.涙点閉鎖手術はプラグで治療困難な例で適応となるが,プラグの性能向上により対象症例は減少している。
1.点眼による治療が困難な場合,外科的治療選択となるが,まずはシリコン製プラグ,症例に応じてコラーゲンによる液状プラグを選択する。
2.シリコン製プラグはプラグの種類によって留置率は大きく異なるので,留置率の高いプラグを選定する。
3.プラグ選定の際,フリーサイズ型涙点プラグではフィットする涙点径か,サイズ別のものではフィットするサイズかを見きわめる意味から,涙点径の測定はより安定した効果を生み出す。
4.液状プラグはその特性からLASIKや白内障の術後のドライアイが最適応例である。
5.涙点閉鎖手術はプラグで治療困難な例で適応となるが,プラグの性能向上により対象症例は減少している。
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