文献詳細
文献概要
特集 オキュラーサーフェス診療アップデート 3.角膜移植の新しい展開 Topics
角膜穿孔への対処法
著者: 宇野敏彦1
所属機関: 1愛媛大学大学院医学系研究科医学専攻高次機能制御部門感覚機能医学講座視機能外科学分野
ページ範囲:P.244 - P.246
文献購入ページに移動はじめに
角膜穿孔の原因はさまざまである。切創をはじめとする外傷によるものは周囲の角膜の剛性が十分保たれているため,角膜縫合で対応することができる。
本稿では感染性角膜炎あるいはMooren潰瘍をはじめとする周辺部角膜潰瘍の穿孔など,角膜縫合では対応できない状況への対処法に絞って解説したい。角膜穿孔部位によっては中央部角膜の透明性が保たれているため,視機能を妨げない工夫もきわめて重要な課題となる。
角膜穿孔の原因はさまざまである。切創をはじめとする外傷によるものは周囲の角膜の剛性が十分保たれているため,角膜縫合で対応することができる。
本稿では感染性角膜炎あるいはMooren潰瘍をはじめとする周辺部角膜潰瘍の穿孔など,角膜縫合では対応できない状況への対処法に絞って解説したい。角膜穿孔部位によっては中央部角膜の透明性が保たれているため,視機能を妨げない工夫もきわめて重要な課題となる。
掲載誌情報