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書評
研修医のためのリスクマネジメントの鉄則―日常臨床でトラブルをどう防ぐのか?
著者: 邉見公雄1
所属機関: 1全国自治体病院協議会
ページ範囲:P.1782 - P.1782
文献購入ページに移動 このたび医学書院より『研修医のためのリスクマネジメントの鉄則―日常臨床でトラブルをどう防ぐのか?』が出版された。著者の田中まゆみ氏とは数回しかお会いしていない。いずれも研修医を対象とした研修会においてであったと記憶している。
その研修会ではピカピカの研修医に対し,医療界のガイダンスやオリエンテーションをはじめ,医師としての基本的な姿勢,「今日からは学生ではなくプロフェッショナルな“ドクター”ですよ」と“刷り込み”的な講義が2日間続いた。この第1日目の講師に田中氏と私が前になったり後になったりして講演したのである。この研修会では,残念ながら先日亡くなられたNPO法人COMLの辻本好子さんも患者の立場から講演され,大変好評であった。田中氏については「どこかの看護系大学の教授かな」と思っていたが経歴を見てびっくり。大学の後輩ではないか。われわれ紛争世代が今もって悔やみ,コンプレックスを抱いている海外留学の経験もあるではないか。
その研修会ではピカピカの研修医に対し,医療界のガイダンスやオリエンテーションをはじめ,医師としての基本的な姿勢,「今日からは学生ではなくプロフェッショナルな“ドクター”ですよ」と“刷り込み”的な講義が2日間続いた。この第1日目の講師に田中氏と私が前になったり後になったりして講演したのである。この研修会では,残念ながら先日亡くなられたNPO法人COMLの辻本好子さんも患者の立場から講演され,大変好評であった。田中氏については「どこかの看護系大学の教授かな」と思っていたが経歴を見てびっくり。大学の後輩ではないか。われわれ紛争世代が今もって悔やみ,コンプレックスを抱いている海外留学の経験もあるではないか。
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