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連載 つけよう! 神経眼科力【最終回】
神経眼科の魅力を語る
著者: 中馬秀樹1 三村治2 橋本雅人3 石川均4 若倉雅登5
所属機関: 1宮崎大学医学部感覚運動医学講座眼科学分野 2兵庫医科大学眼科学教室 3札幌医科大学眼科学教室 4北里大学医療衛生学部 5井上眼科病院
ページ範囲:P.1638 - P.1647
文献購入ページに移動若倉(司会) みなさん,本日はお忙しいところを,また中馬先生にはネットでご参加いただきまして,どうもありがとうございます。
3年半にわたって掲載されてきました「つけよう!神経眼科力」もついに最終回を迎えました。そこで,今回は神経眼科の魅力を執筆陣に語っていただこうと思います。座談会を行うにあたって,事前にアンケートを行いました。回答数はわれわれ5名と医局員2名の計7名分です。質問内容は多岐にわたりますが,まずは「神経眼科の最近のトピックス」(表1)をイントロダクションとして,回答数の多い順にそれぞれ専門の先生からご説明いただきたいと思います。1位は5名が挙げた「抗アクアポリン(aquaporin:AQP)4抗体」または「抗AQP4抗体陽性視神経炎」です。たしかにこれは神経眼科領域で今後重要なキーワードになってきます。そのことについて,中馬先生に口火を切っていただきたいと思います。
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