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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科67巻11号

2013年10月発行

文献概要

特集 図で早わかり 実戦!眼科薬理 Ⅰ.眼科臨床薬理総論

テノン囊下注射のコツ

著者: 多田明日美1 大黒伸行2

所属機関: 1国立病院機構大阪医療センター眼科 2大阪厚生年金病院眼科

ページ範囲:P.23 - P.27

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POINT

◎患者に事前に副作用や合併症について十分に説明をしておく。

◎点眼麻酔で十分に痛みをとっておく。

◎抗菌薬点眼やイソジンなどでしっかり感染予防をしておく。

◎強膜をしっかり露出させる。

参考文献

1)本田 茂:トリアムシノロンの投与法と注意点.眼科プラクティス23(眼科薬物治療A to Z).文光堂,pp 326-327,2008
2)Zide BM, Jelks GW,阿部春樹(訳):外眼筋と関連する筋膜組織.カラーアトラス眼窩手術解剖.西村書店,pp 59-65,1990
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4)Albini TA, Zamir E, Red RW et al:Evaluation of subconjunctival triamcinolone for nonnecrotizing anterior scleritis. Ophthalmology 112:1814-1820, 2005
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10)白坂陽子・森山重人・直井信久・他:ケナコルトテノン囊下注射後に発症した感染症強膜炎の1例.臨眼 98:1038,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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