icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科67巻12号

2013年11月発行

文献概要

やさしい目で きびしい目で・167

“かんげき”の“カンゲキ”

著者: 坂口紀子1

所属機関: 1岡山市立市民病院

ページ範囲:P.1871 - P.1871

文献購入ページに移動
 毎日押し寄せてくる仕事,家事諸々。自分だけのために使う時間はどうしても後回しになってしまう。そんななかでも,肩の力を抜いて心を休ませ,リセットすることは大切である。それぞれの方がそういう何かをもっておられると思う。私にとって,その1つが観劇で,かれこれ27年間,約2か月に1作のペースでお芝居を観てきた。他の地域にも同じようなシステムがあるが,ここ岡山では3人以上が集まって1つのグループを作り,このグループ(=サークル)が集まった4,200人余の演劇鑑賞団体がある。私はそれに所属している。会では,会員自らが演目の選択,会場の運営,会員同士や劇団員との交流行事などを行っている。

 最初に入会したのは大学時代で,子供たちが小さい頃は一時休会した。初めはサークルの代表者に会費を渡して,観に行くだけの会員であった。ところが数年前に独立(これを株分けと呼ぶ)させられ,今では20名のサークル員をかかえて会費の徴収やチケットの配布などをお世話する立場になった。そのうえ,年間6つの作品のうち1作品には会の運営担当(事前講演会の準備と運営,会報誌の編集,会場入り口での切符もぎり,場内整理,アナウンスなど…)としてかかわらなければならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?