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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科67巻2号

2013年02月発行

文献概要

連載 つけよう! 神経眼科力・35

眼球電図(EOG)の利用と読み方

著者: 浅川賢1 石川均1

所属機関: 1北里大学医療衛生学部視覚機能療法学

ページ範囲:P.178 - P.182

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基礎知識

 眼球電図(electrooculogram:EOG)は,眼球運動に関連した電気現象を記録することで視覚―運動反応の客観的評価を目的とした検査法である。

 眼球は,角膜側が陽性,網膜側が陰性に分極している一定の電圧を有する。眼外の回路を角膜側から後極部側へ流れる電流が常に存在しており,この角膜と網膜の電位差を眼球常在電位(約3~6mV)と呼ぶ。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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