文献詳細
--------------------
文献概要
昔の眼科の外来は暗かった。壁は墨で真っ黒に塗ってあった。診察台には半分が透明,あとの半分が磨りガラスの石丸電球のスタンドが立ち,河本式検眼鏡で眼底検査をした。切手くらいの大きさの凹面鏡で電球の光を反射させ,プラス13Dのレンズで眼底を倒像で見る。壁が黒いのは,自分の目をあらかじめ暗順応させるためである。
家の中も暗く,天井から下がった裸電球ひとつが室内を照らしていた。
家の中も暗く,天井から下がった裸電球ひとつが室内を照らしていた。
掲載誌情報