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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科67巻3号

2013年03月発行

文献概要

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べらどんな 過剰照明

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.319 - P.319

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 昔の眼科の外来は暗かった。壁は墨で真っ黒に塗ってあった。診察台には半分が透明,あとの半分が磨りガラスの石丸電球のスタンドが立ち,河本式検眼鏡で眼底検査をした。切手くらいの大きさの凹面鏡で電球の光を反射させ,プラス13Dのレンズで眼底を倒像で見る。壁が黒いのは,自分の目をあらかじめ暗順応させるためである。

 家の中も暗く,天井から下がった裸電球ひとつが室内を照らしていた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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