文献詳細
文献概要
やさしい目で きびしい目で・159
この頃思うこと
著者: 市川玲子1
所属機関: 1中京眼科
ページ範囲:P.365 - P.365
文献購入ページに移動 早いもので,私が眼科医になってから30余年が過ぎました。その間,常に仕事に全力疾走とはいかなかったものの,マイペースかつキャリアの中断は最小限に―いわばスロージョギングでやってまいりました。認可保育園には入れず,生後42日から区の指定保育施設に預けた長男は現在専門医を目指す眼科医。入園前,検診の仕事中には私の傍らのクーハンに寝かされていた次男も医学部の最上級生として過ごしております。
アラカンと呼ばれる年齢となり,このところのわが身の経年変化は内も外もますます明らかとなってまさにため息ものなのですが,仕事のうえでは,年をとるのも決して悪いことばかりではないと思う今日この頃です。文字通り,患者様の身になれるからです。
アラカンと呼ばれる年齢となり,このところのわが身の経年変化は内も外もますます明らかとなってまさにため息ものなのですが,仕事のうえでは,年をとるのも決して悪いことばかりではないと思う今日この頃です。文字通り,患者様の身になれるからです。
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