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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科67巻7号

2013年07月発行

文献概要

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あとがき

著者: 下村嘉一

所属機関:

ページ範囲:P.1240 - P.1240

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 今年のゴールデンウィーク(GW)は平日の3日間を中央に入れて前後に分かれていましたが,みなさんはどのように過ごされましたか。なぜこのようなことを質問したかというと,本稿を書いているのがGWの最中だからです。5月5日から開催された米国シアトルでのARVOに参加された方もおられると思いますが,私は留守番をしていました。

 さて,「臨床眼科」2013年7月号をお送りします。本号は第66回日本臨床眼科学会講演集の5回目の掲載となります。原著論文と投稿論文の掲載本数は各々21本と5本(「眼科図譜」含む)で,ボリュームのある1冊です。「今月の話題」では白木先生,大島先生に「27G硝子体手術」を執筆して頂きました。近年,経結膜的に行う23Gや25G小切開硝子体手術が急速に普及して,多くの網膜硝子体疾患に適応できるようになりました。手前みそですが,分野は異なりますが,私も角膜トリプル手術時に経結膜的に25Gを使ってcore vitrectomyを施行し,安全確実にIOLを囊内に固定する手術方法を確立しました。23Gや25Gではすべての症例で創口の自己閉鎖を得ることができませんが,27Gシステムではそれらの不確実な自己閉鎖性を高め,価値は非常に高いと考えます。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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