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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科68巻1号

2014年01月発行

文献概要

書評

《眼科臨床エキスパート》所見から考えるぶどう膜炎

著者: 安間哲史12

所属機関: 1愛知県眼科医会 2安間眼科

ページ範囲:P.100 - P.100

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 本書は《眼科臨床エキスパート》という新シリーズの1冊である。「ぶどう膜炎」というと,眼科臨床の中では「困った……」という症例が一番多い分野ではないだろうか。症状から一目瞭然で,すっきりと治療に反応する患者さんも結構多いが,一方で,なんとなくステロイドで軽快してしまう患者さんや,ひと通りの血液検査や全身チェックなどでは原因がわからず,だらだらと経過を見ている患者さんも多い。

 園田康平先生と後藤浩先生が編集された『所見から考えるぶどう膜炎』を一読し,ぶどう膜炎の診療は,まず正確な所見を取ること,得られた所見を的確に解釈できる知識を持つこと,鑑別診断すべき疾患をできるだけ多く思い浮かべられるようにすることの大切さを教えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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