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今月の表紙
扁平角膜
著者: 小林泰子1 近間泰一郎2 稲谷大3
所属機関: 1川崎医療福祉大学 2広島大学 3福井大学
ページ範囲:P.1403 - P.1403
文献購入ページに移動撮影にはTOPCON社製SL-D8Z(Nikon D90搭載)を使用した。正面像,側方像ともに,スリット幅を全開にして主光源に拡散板をかけ,背景照明オフ,フラッシュステップ2にして倍率10倍で撮影した。なお,正面像は撮影光路を角膜の正面にして照明光路を耳側約30°,側方像は角膜の平坦化や浅前房の状態がわかりやすいように撮影光路を角膜のほぼ真横にして照明光路が角膜のほぼ正面にくるように設定した。本症例は,角膜周囲が結膜の侵入により混濁し透明な角膜の部分よりも結膜の占める面積が広いため,ハレーションが生じないように注意した。また,角膜輪部の状態をしっかり捉えるために,十分に開瞼しながら撮影した。
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