文献詳細
増刊号 ターゲット別! 画像診断お助けガイド—基本画像から最新モダリティまで
Ⅳ 小児の特異性
文献概要
◎MRIでは骨が映らないので,骨との関係の把握にはCTが有用である。
◎小児の骨は成人と比べ厚い骨膜なので,骨折の際は粉砕骨折より亀裂骨折にとどまる傾向がある。
◎よってtrap door骨折には注意が必要である。
◎被曝の問題があるのでCTの頻回撮影は避ける。
◎小児の骨は成人と比べ厚い骨膜なので,骨折の際は粉砕骨折より亀裂骨折にとどまる傾向がある。
◎よってtrap door骨折には注意が必要である。
◎被曝の問題があるのでCTの頻回撮影は避ける。
参考文献
1)尾山徳秀:眼窩にみられる悪性腫瘍.眼科CT・MRI診断実践マニュアル.OCULISTA 4:55-64,2013
2)野田実香・荒木美治・中村泰久:最近14年間の小児眼窩腫瘍56例の統計学的考察.臨眼 57:951-954,2003
3)野田実香:眼窩壁骨折の治療戦略.眼科手術 19:13-19,2006
4)近藤睦子・河野達夫:眼窩骨折 眼窩拭きぬけ骨折.小児科レクチャー 3:933-941,2013
5)松山浩子:涙囊ヘルニアについて教えてください.あたらしい眼科 30臨増:77-78,2013
6)田口裕隆・久保田敏信・佐久間雅史・他:眼窩に発生したLangerhans細胞組織球症.眼臨紀 6:389-392,2013
掲載誌情報