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連載 何が見える? 何がわかる? OCT・第23回
OCTで狭隅角を評価する
著者: 広瀬文隆1
所属機関: 1神戸市立医療センター中央市民病院眼科
ページ範囲:P.1722 - P.1728
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◎前眼部OCTは前眼部組織の観察に特化したOCTであり,隅角周囲の詳細な断面像を非接触,非侵襲的に撮影できる。
◎原発閉塞隅角眼に関して前眼部OCTを用いた隅角形態の解析は,閉塞隅角機序の診断や治療方針の決定に非常に有用である。
◎前眼部OCTは前眼部組織の観察に特化したOCTであり,隅角周囲の詳細な断面像を非接触,非侵襲的に撮影できる。
◎原発閉塞隅角眼に関して前眼部OCTを用いた隅角形態の解析は,閉塞隅角機序の診断や治療方針の決定に非常に有用である。
参考文献
1)Mak H, Xu G, Leung CK:Imaging the iris with swept-source optical coherence tomography:relationship between iris volume and primary angle closure. Ophthalmology 120:2517-2524, 2013
2)日本緑内障学会:緑内障診療ガイドライン(第3版).日眼会誌 116:3-46,2012
3)栗本康夫・広瀬文隆・亀田隆範・他:原発閉塞隅角の病態.澤口昭一・谷原秀信(編):眼科臨床エキスパートAll About原発閉塞隅角緑内障.48-63,医学書院,東京,2014
4)Hirose F, Hata M, Ito S et al:Light-dark changes in iris thickness and anterior chamber angle width in eyes with occludable angles. Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 251:2395-2402, 2013
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