文献詳細
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文献概要
「眼底写真はカラー」が常識だが,その歴史は新しい。
その良い例がDuke-Elderの名著Textbook of Ophthalmologyである。全7巻のうち,眼底疾患を扱う第2巻は1940年に出た。この巻だけで1463ページの大冊であるが,眼底はすべて手描きで,白黒写真すらない。戦前の日本もそうであったが,専属の画家が眼科にいて,前眼部や眼底を水彩で描いていた。
その良い例がDuke-Elderの名著Textbook of Ophthalmologyである。全7巻のうち,眼底疾患を扱う第2巻は1940年に出た。この巻だけで1463ページの大冊であるが,眼底はすべて手描きで,白黒写真すらない。戦前の日本もそうであったが,専属の画家が眼科にいて,前眼部や眼底を水彩で描いていた。
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