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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科69巻11号

2015年10月発行

文献概要

増刊号 緑内障なんでも質問箱—エキスパートに聞いたら最新エビデンスをもとにズバリと答えてくれた! Ⅲ.治療編 【薬物治療】

47.多剤併用と配合剤のどちらがよいですか?

著者: 庄司拓平1

所属機関: 1埼玉医科大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.245 - P.248

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・臨床現場での眼圧下降効果比較では配合剤と多剤併用の下降効果はぼ同等であるとの報告が多いようです。

・副作用発現頻度は配合剤のほうが低いと考えられています。

・点眼アドヒアランスは内服薬と比べても低く,点眼数の増加とともにさらに低下します。

・点眼アドヒアランスを維持しながら眼圧下降効果を得るための手段として配合剤は有用であると考えられます。

参考文献

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2. 木内良明:日眼会誌 117:583-593,2013
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8. Lou H et al:Curr Med Res Opin 31:1139-1147, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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