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書評
今日から使える医療統計
著者: 香坂俊1
所属機関: 1慶大・循環器内科
ページ範囲:P.1647 - P.1647
文献購入ページに移動 自分は最近,無謀にも臨床系の大学院を開設するなどして1),院生と循環器疾患の大規模レジストリからの分析を行ったりしている。そこでよく「統計難しいっすね」などという趣旨の発言を耳にしたりもするのだが,厳密にはそれは間違った認識であると思う。
実は統計の理論そのものはそれほど難しいことではない。高校数学の新課程では「データ解析」が【数Ⅰ】に織り込まれ(2012年〜),高校生でもその基本的なコンセプトは習得可能,とされている。実際,進研ゼミのQ & Aなどをみても十代にして彼らの理解度は恐ろしく高い2)。
実は統計の理論そのものはそれほど難しいことではない。高校数学の新課程では「データ解析」が【数Ⅰ】に織り込まれ(2012年〜),高校生でもその基本的なコンセプトは習得可能,とされている。実際,進研ゼミのQ & Aなどをみても十代にして彼らの理解度は恐ろしく高い2)。
参考文献
1)慶應義塾医療科学系臨床研究大学院;http://www.cpnet.med.keio.ac.jp/research/
2)http://kou.benesse.co.jp/nigate/math/
3)Kohsaka S, Sciacca RR, Sugioka K, Sacco RL, Homma S, Di Tullio MR. Electrocardiographic left atrial abnormalities and risk of ischemic stroke. Stroke. 2005;36(11);2481-3.
掲載誌情報