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著者: 鈴木康之
所属機関:
ページ範囲:P.1836 - P.1836
文献購入ページに移動さて,臨床眼科も本年度12月号となります。今号の目玉はなんといっても髙橋寛二先生にご執筆いただいた「今月の話題」「加齢黄斑変性の新たな視点—注目される萎縮型加齢黄斑変性」です。滲出型加齢黄斑変性も,もちろん重要な話題ではありますが,さすがに最近はお腹いっぱいという気もしないではありません。一方,萎縮型加齢黄斑変性は,頻度も比較的少なく,また治療法も確立されていなかったため,これまであまり注目を集めていませんでした。しかしながら,ここのところの診断技術の進歩や疾患概念の進展等は目覚ましいものがあり,高齢化社会を見据えて今後どんどん重要な疾患になっていくと思われます。その萎縮型加齢黄斑変性に関する髙橋先生によるUp to dateかつ詳細な解説は大変勉強になります。
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