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連載 目指せ!眼の形成外科エキスパート・第9回
ちょっとポピュラーじゃない眼瞼下垂手術—経結膜法,切らない方法
著者: 柿﨑裕彦1
所属機関: 1愛知医科大学眼科学講座
ページ範囲:P.618 - P.623
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眼瞼下垂手術では,経皮アプローチを介して腱膜やMüller筋の前転を行うことが一般的ですが,それ以外の方法について今回から2回にわたって解説します。結局,どの方法であっても「しっかり挙がって,きれいなカーブができて,眼にやさしい手術」ができれば申し分ありません。そのためには,状態の異なった個々の患者さんに対して最も適切な術式を選択する必要があります。手術のレパートリーを広げることによって,より広範な病態に対して適切に対処することが可能になります。さあ,今回は「経結膜法」と「切らないで縫い上げる方法」です!
眼瞼下垂手術では,経皮アプローチを介して腱膜やMüller筋の前転を行うことが一般的ですが,それ以外の方法について今回から2回にわたって解説します。結局,どの方法であっても「しっかり挙がって,きれいなカーブができて,眼にやさしい手術」ができれば申し分ありません。そのためには,状態の異なった個々の患者さんに対して最も適切な術式を選択する必要があります。手術のレパートリーを広げることによって,より広範な病態に対して適切に対処することが可能になります。さあ,今回は「経結膜法」と「切らないで縫い上げる方法」です!
参考文献
1)柿﨑裕彦:眼瞼下垂診療アップデート.V2ソリューション,名古屋,2010
2)清水雄介:経結膜挙筋腱膜タッキング術.野田実香(編):眼手術学2 眼瞼.309-317,文光堂,東京,2013
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