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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻11号

1953年11月発行

文献概要

特集 眼科臨床の進歩Ⅱ 結膜

結膜嚢及びそれに關係ある角膜の化學と臨床

著者: 筒井純1

所属機関: 1岡山大學眼科

ページ範囲:P.782 - P.788

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 結膜嚢の化學的機能の終局の目的は角膜の透明性を保持して視機能を全うする事にあると云える結膜と云う膜それ自身には,角膜や網膜が營んでいる樣な重要な化學的機能は存しない。即ち結膜に於ては,化學反應自身がその器管の主機能であると云う樣な事はなく,結膜の化學は結膜自身よりもむしろ結膜嚢を形成する結膜,及び角膜とその中をうるおしている涙液の3者について論ぜられるべきである。從つて本編に於ては涙液.結膜,角膜の順に述べて行きたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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