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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻11号

1953年11月発行

文献概要

特集 眼科臨床の進歩Ⅱ 緑内障

緑内障の研究

著者: 赤木五郞1

所属機関: 1岡山大學眼科

ページ範囲:P.890 - P.896

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 古來眼科領域に於て最も難解な問題の一つは緑内障である。現在洋の東西を問わず多數の學者に依つて熱心に研究が進められて居るが未だ全貌を明かにするに至つて居ない。私達の教室に於ても6〜7年前から此の問題の研究に着手して居るが現在迄に明かにし得た點は誠に氷山の一角に過ぎ無い程度である。然し今回臨床眼科編集室より稿を乞われたので,此の機會に眼壓自働調整機能と云う問題に就て,私達の處で得た研究成績を紹介すると共に,此の面より見た緑内障の本態乃至發生原因に就ての私見を申し上げ,大方の御批判を仰ぎ度いと思う次第である。尚茲に取り上げて居る緑内障は總て原發性緑内障に就てのみであつて續發性緑内障及び牛眼には觸れない事とする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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