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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻12号

1953年11月発行

文献概要

臨床實驗

多發硬化の本邦症例について

著者: 桑島治三郞1

所属機関: 1東北大分院眼科

ページ範囲:P.937 - P.938

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 さきに私は「多發硬化とはどんな病氣か?」について本誌に綜説し1)そのなかで本邦の文献に「多發硬化」と診斷の記載のある報告例の一覽表をかゝげて本症における球後視束炎の合併頻度をしらべた。
 ところがこの一覽表では13番の症例が完全に脱落していることを發見した,印刷のときの植字の見おとしか或は組み方の脱落か.いずれにせよ偶然によるものであろうが,私としては甚だ不本意な一覽表であり何とか補足したいと思つたが,何しろ單なる誤植や脱字でなく一覽表における症例の脱落であるから今更これだけを補足しても意味がないので,不本意ではあるがそのまゝにしておくよりほかに仕方があるまいと諦めようとした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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