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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科7巻12号

1953年11月発行

文献概要

臨床實驗

血中ヴィタミンB2含有量と瀰蔓性表層角膜炎との關係に就て

著者: 嵩文雄1 佐藤信子1

所属機関: 1帶廣濟生病院 2北大眼科

ページ範囲:P.942 - P.943

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 瀰,表,角,の原因として,V.B2の缺乏が第一條件として擧げられてはいるが,これと深い關係に立つであろう血中又は前房水中のV.B2含有量に就いて,測定が行われていない爲か,眼科の文献中には見當りませんでした。
 最近著者等は,羞明,流涙,異物感,視力障碍等を主訴として,フレオレスチェインに染色可能にして,急,加,結膜炎,トラコーマ性パンヌス,眼瞼疾患等何等の合併症を伴はない症例に就て,血中V.B2の含有量の測定を試みましたので少數例ではあるが,報告致します。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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